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W杯1998 STATS
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最初はファウルの記録 3試合ではムラが出るので決勝トーナメントに進んだ16チームの分析 ファウル数だけでは,ひどいファウルが表現できないためイエローカード,レッドカードを加えた.・イエローはファウル5回,レッドは20回と数えた
・以下の元にしているデータはすべて www.france98.com より
・トーナメント進出の16国のみ,日本は参考のため
国名
試合数
ファウル数
1試合平均1
RC(red card)
YC(yellow card)
ファウル数+YC*5+RC*20
1試合平均2
順位
ブラジル
7
95
13.57
0
12
155
22.14
1
ナイジェリア
4
51
12.75
0
8
91
22.75
2
ユーゴ
4
58
14.50
0
7
93
23.25
3
ノルウェー
4
63
15.75
0
7
98
24.50
4
イングランド
4
60
15.00
1
5
105
26.25
5
ルーマニア
4
56
14.00
0
10
106
26.50
6
パラグアイ
4
66
16.50
0
8
106
26.50
6
クロアチア
7
108
15.43
0
19
203
29.00
8
イタリア
5
93
18.60
0
11
148
29.60
9
チリ
4
56
14.00
0
13
121
30.25
10
オランダ
7
126
18.00
2
11
221
31.57
11
デンマーク
5
71
14.20
2
12
171
34.20
12
アルゼンチン
5
97
19.40
1
11
172
34.40
13
メキシコ
4
48
12.00
2
10
138
34.50
14
ドイツ
5
95
19.00
1
12
175
35.00
15
フランス
7
126
18.00
3
13
251
35.86
16
日本
3
69
23.00
0
7
104
34.67
まず目に付くのはファウルの数の多さ.これを「何分に1回ファウルをするか」で数えると,少ないブラ ジルでさえ7分に1回,1番多いアルゼンチンでは5分に1回となる.参考ながら最悪は日本か?270分で69回は約3.9分に1回.出場全チームでももっとも多い方に入る. はっきり言うとファウルして守っているといえてしまう.ということはその分だけゲームが止まるわ けで日本のゲームがおもしろくない原因の1つはここにある.
イエロー,レッドを含めてみるとヨーロッパの強豪はユーゴ,イングランドを除いてすべて下位.サッカー そのものの違いか,チャージの考え方だろう.南米のサッカーは元来チャージを嫌うので,全体的には少ないが イタリア,スペインに選手を多く出しているアルゼンチンはこの流れからファウルは多い.
特筆すべきはブラジル,ナイジェリア,ユーゴのフェアさ.確かにこの3国は攻撃力に魅力があるチームで 「攻撃に力を入れ,守備は苦手」が如実に現れている. 結局ディフェンスの強いチームというのはファウルが多い.ある程度ファウル覚悟なら失点は少なくて済む ということになる.
イングランドはベッカムの退場が利いて5位だが最近のヨーロッパのニュースで相手のアルゼンチン,シメオネが 「あれはうまくいった」「彼は気の毒」的発言をしている.あれがなければ1位に位置する.
こう分析していくと結構イメージ通りであったり,そうでない意外な面までが見えてくる.結構おもしろそうなので 次は得失点等をやることにしよう.
攻撃力は元となるデータがシュートの本数とゴール数くらいしか資料がない.下の表は順位とは関係がない あくまで得失点差順に並べ替えたものだ.・「枠へのシュート」は英語のshots on goalsの訳だがまちがっていたらごめんなさい.
・PG:ペナルティゴール,OG:オウンゴール
国名
試合数
シュート数
枠へのシュート
得点
失点
PG
OG
得失点差
フランス
7
163
83
15
2
1
1
13
クロアチア
7
98
40
11
5
1
0
6
オランダ
7
142
67
13
7
0
0
6
アルゼンチン
5
94
43
10
4
2
0
6
イタリア
5
59
36
8
3
1
0
5
ブラジル
7
100
47
14
10
1
1
4
イングランド
4
71
35
7
4
1
0
3
デンマーク
5
60
35
9
7
1
0
2
ドイツ
5
70
27
8
6
0
1
2
メキシコ
4
53
29
8
7
1
0
1
ユーゴ
4
41
23
5
4
0
0
1
ルーマニア
4
64
26
4
3
0
0
1
パラグアイ
4
56
28
3
2
0
0
1
ノルウェー
4
37
19
5
5
1
1
0
ナイジェリア
4
76
37
6
9
0
0
-3
チリ
4
43
21
5
8
0
0
-3
日本
3
55
17
1
4
0
0
-3
表の前に書いたが得失点差順に並べたが,上位に関しては傾向がはっきり出る.
守備の堅い,失点の少ない国が上になる.しかしこの表は新聞などと一緒でつまらないもっと細かく(要は割り算をしただけだが)したものが以下の表となる.
下も上表同様に得失点差順に並べてあるが意味はない.
国名
シュート数/枠
シュート数/得点
枠/得点
1試合シュート数
1試合得点
1試合失点
得点/失点
フランス
1.96
10.87
5.53
23.29
2.14
0.29
7.50
クロアチア
2.45
8.91
3.64
14.00
1.57
0.71
2.20
オランダ
2.12
10.92
5.15
20.29
1.86
1.00
1.86
アルゼンチン
2.19
9.40
4.30
18.80
2.00
0.80
2.50
イタリア
1.64
7.38
4.50
11.80
1.60
0.60
2.67
ブラジル
2.13
7.14
3.36
14.29
2.00
1.43
1.40
イングランド
2.03
10.14
5.00
17.75
1.75
1.00
1.75
デンマーク
1.71
6.67
3.89
12.00
1.80
1.40
1.29
ドイツ
2.59
8.75
3.38
14.00
1.60
1.20
1.33
メキシコ
1.83
6.63
3.63
13.25
2.00
1.75
1.14
ユーゴ
1.78
8.20
4.60
10.25
1.25
1.00
1.25
ルーマニア
2.46
16.00
6.50
16.00
1.00
0.75
1.33
パラグアイ
2.00
18.67
9.33
14.00
0.75
0.50
1.50
ノルウェー
1.95
7.40
3.80
9.25
1.25
1.25
1.00
ナイジェリア
2.05
12.67
6.17
19.00
1.50
2.25
0.67
チリ
2.05
8.60
4.20
10.75
1.25
2.00
0.63
日本
3.24
55.00
17.00
18.33
0.33
1.33
0.25
まず1試合あたりの得点が1点に満たないチームはほぼトーナメントに進出できない.
このあたりが日本にとっては非常に苦しいところだ.
失点ではフランスがすごい.ファウルのところでも書いたが,これほどとは.
これに対してブラジルは得点も多いが失点も多い.ディフェンスをおろそかにした結果だろう.シュート部門では1国を除いてどの国も大差はない.10本に1点程度取れている計算だ.
その1国の日本だが,見ての通り.「レベルが違う」といわれても仕方のない数字だ.
プラティニも日本に対して「守備はいいから,もう少し攻撃して欲しかった」といっているらしいが, シュートの本数は平均以上なのに枠へ行かない,いっても入らない.これでは・・・・・.
最近ニュースでやっていたヴェルディ川崎の「シュート20本以上・・・打ちます」とかいうのは, ばかばかしいことに気づく.
次はクラブチームがどれだけWCに国・選手を出したか,の数.・「国数」は今回WCにそのクラブに所属している選手が何カ国に渡っているか
・「選手数」は同様に何人の選手がこのクラブから参加したか
クラブ名
リーグ
参加国数
参加選手数
FCバルセロナ
Spain
3
13
インテル・ミラン
Italy
7
11
セルティック・グラスゴー
Scotland
2
10
ACミラン
Italy
7
10
PSVアイントホーフェン
Holand
4
9
レアル・マドリッド
Spain
6
9
ESザエル
Tunisia
1
8
マンチェスターユナイテッド
England
3
8
ユベントス
Italy
3
8
トッテンナム・ホットスパー
England
5
8
パルマ
Italy
5
8
チェルシー
England
8
8
クロアチア・ザグレブ
Croatia
1
7
アメリカ
Mexico
1
7
バイエルン・ミュンヘン
Germany
2
7
リバープレート
Argentina
3
7
アーセナル
England
3
7
ボルシア・ドルトムント
Germany
3
7
アヤックス
Holand
4
7
ブルージュ
Belgium
1
6
当然のことながら多くの外国人を使っているヨーロッパのクラブが上位にくる.人数の多い順に並べたが, 自国リーグの強豪チームからほとんど代表を選んでいるそれほど世界的に強いといえないチームも上位にくるが 致し方ないところか.
なにを導き出す数字かわからなくなってしまったが,いかにヨーロッパのクラブチームが外人選手を雇い入れているか というところを見て欲しい.