早見瞳(吉沢有希子)
久しぶりに女優さんものを。
今回は「いずれふれる」と以前書いた、早見瞳(吉沢有希子)です。
AVオールドファンなら、おそらく一度は見た事であるであろう女優さんで、私にとって「はまった」 事のある女優さんのうちの一人でもあります。
では、知らない人の為に少し解説を。
名前に(吉沢有希子)と、つけたように、デビュー時はこちらの名前でした。 ここでも何度かふれた、「宇宙企画」の名作「祐美子」シリーズ (「ミス本番祐美子」のように、タイトルに名前をつけた。)のうちの1つでデビュー、 その後別のメーカーからビデオを出す際に改名、「早見瞳」になる。
さて、彼女の宇宙企画時代「吉沢有希子」は、同シリーズの「田所祐美子」(注1) が、「すぐそこにいそうな」女の子だったのに対して、何処か「かれん」で「内気な」お嬢様 (今のお嬢様タイプとは少々イメージが違うと思うが)という感じであった。
もちろん美形である。
初めてそのパッケージを見たとき、まだ「祐美子」の興奮覚めやらぬ私にとって、まさに「どきどき」ものでした。
何しろ、「祐美子」と同じメーカーのビデオ、同じシリーズで「かれんな美少女」である。 期待するなという方が無茶である。
まだ、AV暦も短かった私にとって忘れられない「有希子」だったのです。
でも、そんな幸せは長くは続きませんでした。2〜3ヶ月もしたところで、ぷっつりと「有希子」に会う事ができなくなったのです。 「有希子」に会えず、悲しい日々を送っていた私は、その間にも、まるで「有希子」忘れるかのようにほかの女達を渡り歩きました。
そんなある日。視界の一部に、忘れられない愛しい「顔」が飛び込んできました。
名前は「早見瞳」。「!!ま、まさか..」そう、そこには、間違いなくあの「有希子」の笑顔があったのです。
思いがけない再会に喜んだ私は、再び彼女の元へ走ったのでした...(注2)
そんな訳で、早見瞳(吉沢有希子)のファンになったのですが、改名後のビデオはまさに「粗製乱造」。 ビデオの出来に差があり、面白味が無くなり、結構な本数に出演後、見事引退してしまいました。
彼女は、その後再びビデオの世界に戻ってきましたが、私はこの復帰後の彼女が一番好きです。
「疑似」一辺倒だった彼女が「本番女優」として復帰してきたのですが、「本番をしている」という事実よりも、 カラミでの、何かを「吹っ切った」ような「いやらしさ」「すけべさ」が、画面から滲み出してきており、 「いい女」の匂いが私を引き付けました。
復帰後初期(注3)の「人間発電所」のシリーズで、彼女はその魅力を最大限に発揮し、 その衰えぬ美貌と、追加された「香りたつ色気」を、画面いっぱいに振りまきましたが、 時は既に彼女のようなタイプの女優の時代ではなく、いつか静かに消えて行きました。
1996年、桜木ルイや、希志まり子らの復帰ブームにのって1本ビデオを出しましたが、 そこにはピークを過ぎた、擦り減った彼女の姿があっただけでした。
ビデオの最初の部分(契約書にサインをする部分を8mmでとっていた)で見せた彼女の笑顔は、 相変わらず「かわいらしさ」があり、魅力にあふれていて、このに続くであろう本編の部分に期待を持たせてくれました。
しかし、実際のカラミに入る部分では既に彼女のそんな部分は消え去っており、まるで「義務感」で絡んでいるかのような、 寂しいビデオになっていました。
「見なければよかった。」この感想は「彼女が年をとって魅力を無くしていた。」という意味ではなく、 インタビューの時の明るさのなくなった彼女のカラミ。
「その間にいったい何があったのか」を考えさせられてしまった私の後悔の言葉です。
彼女に会えた喜びと悲しみを感じて...
<終>
<< 注釈 >>
前にも述べたが、私がAVにのめり込むきっかけともなったビデオの女優さんです。
おそらく、AV創成期のファンに、この人の名前を知らない人はいないでしょう。
同様のシリーズで、他に何人かビデオを出しているはずですが、残念ながら私の記憶に残っているのは、 「田所祐美子」と「吉沢有希子」の2人だけである。
当時のビデオのセールスとしては意外なロングセラーだったと記憶しています。
今、みればどうと言うビデオではないと思いますが、今のビデオの原形とも言える作品です。
調子にのって、「彼女」だの「おんなたち」だの書きましたが、当然ビデオの事です。
私にはそんな甲斐性はないし、そんなに渡り歩けるようなら、今ごろ仕事もせずに「ひも」の生活をエンジョイしてるでしょう。
復帰の1本目は「クリスタル映像」(だいっきらいな村西のいたメーカー)のようです。
このビデオ中で「今復帰して、今までみたいなソフト路線じゃだめだよ」みたいな事を言われて、 「本番女優」として復帰するような筋になっていたと記憶していますが、相変わらずアングルが悪い。 (監督は村西じゃなかったが)つまらなかったです。
「SAMM」での復帰後の作品の「新・人間発電所」(だったと思う)での、「ハードコア女優」という、 呼び名の方がなんとなくすっきり受け入れられたのは、彼女がちゃんと演技も出来たからでしょうか?
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